硫化水素自殺は苦しむか。絶対出来無い証明で攻撃する反自殺主義者

高濃度の硫化水素を吸うと即死すると硫化水素自殺が流行する以前の硫化水素の説明には載っている。
硫化水素自殺がメジャーになってきてから、硫化水素は苦しむという風に断定口調で書くサイトが増えている(学者やメディアなど信用を必要とする所は断定して書かない。人気SEOサイトや反自殺プロパガンダサイトなど恣意的なところばかり)
硫化水素は苦しむという説を唱えている者の主張はこうだ。

      1. 即死はしない。遺体は苦しみに満ちた顔をしていたらしい(見たわけではない)
      2. 即死する。しかし、即死したからといって苦しんでいないという訳ではない。(死んだけど苦しんだとは?)
      3. 緑色になる(もはや即死や苦しみとは関係ない)
      4. 迷惑(死んだ者には関係ない)


  • 即死は苦しむのだろうか。

これは絶対に証明できない。なぜなら即死に成功した人に苦しみましたか?など聞ける訳が無いからだ。首吊りは苦しむと書いてある反自殺サイトもあるが、首吊りが苦しむなら薬殺がある現在、憲法で禁ずる残虐な刑罰にあたると考えられ、死刑の方法の正当性に問題がある。
正しい首吊りは頚椎を骨折して即死する。正しくない方法の自殺は例え硫化水素でなくても失敗し、苦しむ可能性が高い。即死するといわれる方法で自殺で失敗した者の体験談は果たして自殺の既遂が目的だったのか疑問なぐらい当てにならない。
青森へ行って死んだ人に話を聞いたらわかるのか?もし死んだ人と話しをしたかったら青森へ行けばいいが、本気にするのか?誰か撮影してきてくれ。

  • なぜ硫化水素自殺は流行になったのだろうか

即死の利益の一つに「完全な死」というものがある。
自殺を考えた者には当たり前のことなのだが、死ぬ方法はたくさんあるけれど、成功率という問題は非常に深刻だということがある。
例えば、飛び降りの場合は集合住宅で7F相当でないと成功率が低く、また、7F以上でも着地点の状態によっては失敗し、自殺も出来無い体になってしまう。という事実だ。
その他にも、睡眠薬自殺には死ねる薬と、バケツ一杯飲んでも死ねないだろうという薬があり、今、病院外来で入手できる死ねる睡眠薬は片手で数える程しか存在しない。薬局で買えるものは1種類だ。しかもそれを扱っている薬局はとても少ない。

  • 即死は苦しまないという事実に無茶な理屈を付けてくる無意味さ。

即死としても苦しむ、という意味不明な結論が正しいとしよう。それでも、即死には価値があるのだ。
即死は「確実に死ぬ」ことが出来る。確実に死ねる、というのは、自殺を目的とする者にとって非常に魅力的なのだ。
苦しんだとしてもせいぜい数分であろう。永劫の苦しみに苛まれた自殺希望者にとって、数分の苦しみなど大した長さでは無い。
簡単に準備ができ、成功率が高く苦しみの無い硫化水素吸入が今後も無くなることは無い。目下の問題は人口密集地で実行した場合後処理が面倒なことだ。
だから、硫化水素自殺は謂れのない理由で攻撃を受ける。しかし、硫化水素が悪い悪いと喧伝すればするほど、硫化水素は効率的で魅力ある方法だということを広めているのである。
自殺希望者を甘く見過ぎだ。反自殺主義者は別として、死ぬのは勝手だから硫化水素は迷惑だから止めろと主張する者は、「クリーンな自殺」方法について情報を提供してはどうだろうか?