転載(若者が自殺するのは当たり前: 2010年からみた日本)

以下の文はご紹介先の転載です。この書き込みでblogが閉鎖に追い込まれるのが日本の実体です。閉鎖に追い込まれた理由はこの記事が自殺を促すとの大量の中傷メールだそうです。読んでいただければ誰でもご納得できるかと思いますがどう贔屓目に読んでも自殺促進などできていません。これもここでのご意見紹介と同意見の人が都合の悪い真実を隠蔽するために誹謗中傷コメント・攻撃扇動ツイート(札幌市 小山 裕幸)・メール攻撃を繰り広げたと考えるのが妥当です。今の日本は自殺は推奨というのが民意なのです。


若者が自殺するのは当たり前
就職活動の失敗で若者の自殺が増加していることがここ最近話題になっている。 ■就活失敗し自殺する若者急増…4年で2・5倍に
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120508-OYT1T00690.htm これはこの国にとって見過ごせない現象だ。
しかし、にも関わらず未だにネット上では、
『就職活動くらいで自殺をするなんて何考えてるんだ』、
『自殺なんて悲しいことしないで』、『若者は心が弱すぎる』、
このようなコメントが多数存在する もはや怒りを通り過ぎて愕然としてしまうの私だけではないだろう… このようなコメントをする人達はあまりにも今の現状をわかっていない…
もしくは、わかってはいるが認めたくないのだろうか… 若者が就職活動で失敗して自殺を考えるのは当たり前だ 何故ならこの国での就職活動の失敗はもはや残りの人生を決められたようなものだからだ この国は新卒一括採用が基本であり、大多数の企業は新卒しか取らない。
これは何故かといえば、年功序列制度のためだ(と言っても、現代の若者には昇給の恩恵はほとんどないが) そのため新卒で就職活動に失敗することは大げさに言えば生涯働けなくなると同義である こう言えば、現状を知らない輩はこう言うだろう
『選り好みしてるだけ、仕事はたくさんある』 これこそまさに現代社会をわかっていない証拠である どうも昔の就職活動しか知らない連中は、就職できないのは大企業ばかり受けるからだと本気で思っているようだ その昔、たしかに誰でも中小企業なら苦にせず入れた時代があった
景気の良さもあったのだろう、大卒でなくても高卒の方の就職先にも大いに貢献した。 ところが今はどうだろうか?
中小どころか、零細企業ですら倍率が凄まじい
一流と呼ばれる大学・難関資格所持者、このような人材ですら就職活動に苦戦している
昔だったら高卒の仕事だったことでさえ、今では大卒でようやく手に入れられる時代なのだ これは現代の就職活動経験者や人事の方なら十分に実感していることだと思う この要因は景気も関係しているが、もうひとつ決定的に昔と違うところがある
それは『派遣制度』だ 昔は派遣制度など存在せず、従業員は皆『正社員』として雇われることができた。
ところが現在の企業は労働者を使うだけ使って不要になったら捨てる非正規雇用を推奨している。 昔のように労働者を大事に育てる、などという考えを企業は持っていない
そのため正社員には『即戦力』が求められ、その数も減らされる
就職氷河期以前に就職した世代には、いかに正社員の道が狭いかわかっていない しかし、それでも彼等はこう言うだろう
『介護などの仕事があるだろう!』 たしかにそのような仕事はあるかもしれない(と言っても介護は誰にでもできる簡単な仕事ではないが…)
しかし、これも現代社会をわかっていないと言わざるを得ない 近年のハロ−ワーク等で募集用件を見た人ならわかるだろうが 『基本給15万程度、昇給無、社会福祉なし、賞与なし』 こんな募集用件はザラだ、地方ならさらにひどい募集もある
果たして、このような待遇を職と呼べるのだろうか? 学生のアルバイト感覚や年金生活者の小遣い稼ぎでやるのではない
今後社会を担っていく世代がこの待遇で生涯働かなくてはならないのだ その気持ちになって考えてみてほしい まず結婚を夢見ていた者には結婚を放棄するしかなくなるだろう
もし一人暮らしをするのなら生活だけでギリギリで他の物に回すお金などないだろう
給料は昇給しないにも関わらず、待遇だけは年功序列のため下っ端扱い
昔の時代のように毎年の昇給を計算してローンを組むことや、将来に希望を持てることもない にも関わらず世間は『お前の自己責任』『最近の若者は〜』『甘えるな』
このようなことを言われ続けたらどうだろうか? 死にたくなるのは当然ではないだろうか? そしてもう一つ解せない事がある
今回のこの記事にも就職率90%以上と記載されている
まさかとは思うが本気でこの数字を信じている人はいないだろう 就職に失敗して専門学校や大学院、留年を選択した者を外して、分母を極端に減らし、
さらにアルバイト、派遣、契約社員、これらも就職した見なす大学の提出数字に一体何の意味があるのだろうか? この数字を載せることで90%以上は昔の時代のように就職しているのだからそれ以外が特殊だ、とでも思わせたいのだろうか? しかし、そのせいでこの自殺した若者達のような層をさらに追い詰めることに気づいているのだろうか? それでもまだ『若者が悪い』と言うのなら
今後一切『経済』『少子化』『年金』についての問題には口を出さないべきだ これらは全て若者世代の現状が関わっている
それを全く改善しようともせず若者のせいにするのなら、これらの問題を放棄すると同義だ もういい加減、社会の責任を全て若者のせいにするのをやめよう
社会の責任は社会の責任と認める、まずはそこから始めべきだ もし今このブログを読んでいて、自殺を考えている人がいたらこう言いたい
『あなたは悪くない、悪いのは社会だ』
どうかヒトデナシ連中の下劣な言葉に心を痛めないで欲しい… そして若者世代はいい加減に自分達が老害共から搾取されていることに気付き、デモを起こそう!
そうしなければいつまでたってもこの国は変わらない


この記事は転載です。転載元はこの記事が原因で閉鎖に追い込まれました。

http://kasisusoda.seesaa.net/article/269546797.html
魚拓

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