30歳を超えたらそろそろ死に支度 その3

 さて、死んだ後に必要な費用が15万円、死ぬ前に必要な費用の項目を前回紹介しました。それだけでは足りません。

 今の日本では死ぬための費用が莫大な額に上がっています。もちろん、ただ死ぬだけであれば、セルフの24時間営業のガソリンスタンドでガソリンを1リットル程買ってきて、真夏の山奥で頭からかぶって火をつけたら良いのでしょうが、焼身自殺それ自体が神様になれる凄まじい苦痛です。昔は、特定の市販の睡眠薬を大量に飲んだり、洗剤と入浴剤を混ぜたら良かったのですが、その睡眠薬入浴剤が入手出来なくなり、コストがどんどん上がっていっています。

 最新の方法などわかりっこないので、書くことができません。出現しては潰すのいたちごっこです。睡眠薬でおよそ30000円程度、洗剤+入浴剤で5000円程度、吊り用ロープで1000円程度とかなり安かったのですが、現在は有効な方法は吊り程度しか無く、失敗しないよう実行場所への交通費、買い集めるための交通費、等々考えると、数万円は必要でしょう。それでも、体が動くうちに終わらせないといけません。

 コストがこれだけかかるということは、ご承知出来たでしょうか。しかし、ここでの死に支度は、死ぬコストについては考えません。死ぬ前にすべきことが多く、時間もかかるので、今考えたとしても仕方ないからです。しかし、早晩足腰が立たなくなることは明白なので、調べる必要はあるでしょう。

 とりあえず、死ぬコストは別として、経費として、現金20〜30万円+身辺整理費用となります。身辺整理について考えていきましょう。

その4