クローズアップ現代 うつは“心”から治せるか  注目される認知行動療法

一時は自殺まで考えたという・・・

自殺まで考えずに生きている人間などどのぐらいいようか。
受験がつらくて、仕事が辛くて、自殺を考えるなんてその辺いくらでもいる。
自殺を考えようと準備した人間でさえ大量にいる。たとえば、
睡眠薬を大量に貯めてみたり、冬の川に飛び込んでみたり、
駅のホームでふらふらしてみたり。この程度では沢山いる
未遂、たとえば、信号無視して突っ走ったり、過剰服薬をしたり、
飛び降りをしたり首吊りをしたり。これも少なくない。

自殺を考えた程度で「その程度、誰にでもあるわ」程度のものである。
NHKの番組制作会社は自殺を考えたことも無いほど良い人生を送っている集団なのであろうか。

医者 臨床心理士

大学病院の医者は言った。カウンセリングの問題点は

  • カウンセリングは万能ではない
  • 保険が利かないから高額。

地方病院の医者は言った。

  • カウンセリングはただの愚痴聞きにしかならない。

認知行動療法臨床心理士になるには、4年の学士と2年の修士が必要。
更に毎年行われる民間資格をとる必要がある。

これについて、厚生労働省は乗り気ではない。

  • 医者の権益を侵す。

医師会が医学部増設にすら反対している現状で、臨床心理士なんていう
ものの地位ができてしまっては元も子もない。

良いものが良いというのでなく、医者を頂点とした、医療ピラミッド
医者ー看護師ー介護師
  └薬剤師ー医療事務員

強いて言えば、医者を束ねる医局なんていうのもある。

この集団が自己の権益と保身に進んでいる限り、日本の医療は末期である。
もちろん、良い医者は星の数ほどいる。しかし、彼らにできることは仕組みを
変えることではなく、目の前にいる患者を助けることで精一杯なのである。

医者が悪いのではなく、政治医者と厚生官僚が腐っている。